Manji Project - Blog

Manji Projectです。 オペラ「Manji」の後援につきまして、 ・目黒区 ・芦屋市谷崎潤一郎記念館 ・一般社団法人北海道二期会 ・国立音楽大学東京同調会 から、すでに後援を頂いておりましたが、 9月18日付で、公益財団法人東京二期会からも、後援を頂きました。 最新チラシの画像をアップしておきました。 シェア（歓迎です！）される場合は こちらの画像をお使いください。 しばらくは、後援団体に「公益財団法人東京二期会」の記載のないチラシが 配布される可能性がありますが、何卒ご了承ください。 改めて、 今回の私たちの挑戦に対する温かいご支援に、 心からの感謝を申し上げます。 ものっすごい舞台にします！ ご期待ください。

Manji Projectです。  9月14日、ようやく初演メンバーが揃いました。 9月15日、演出メンバーが合流しました。 人間の性格がそれぞれ違うように、 （実際、違う人間を演じるものなので） 同じオペラを演じていても、 それぞれの思い入れは（同じ強さでも、ベクトルが少し）違ったりします。 そのベクトルの違いを埋めていくには、 稽古を重ねるしかありません。 ハイカルチャーの代表格のような顔をしているオペラですが、 現場は、たいへん、泥臭いものです。 新作ともなれば、 （手法が確立されていない分、余計に） それが際立つもので。 逆に言えば、 どんな名作も、初演のときは きっと、現場の泥臭い奮闘を経て生み出されたはずなのです。 原作者の想い、 台本作家の想い、 作曲家の想い、 演出家の想い、 キャストの想い、 オーケストラの想い、 全部、違います。 それぞれ違う「想い」をひとつにまとめて、 その「ひとつにまとめる」という作業を経ることによって、 オペラは普遍的なるものへと変化していきます。 私たちは、その最前線にいるという、 とても贅沢な経験をしています。 …とはいえ、 それぞれの個々の思い入れは 他のメンバーには「えっ？」という形式で表現されます。 さあ、ここからが面白い。 ここから、様々な「戦い」を経て、 楽譜と音符とプランと道具と、様々な無機質なものが、 オペラ…ひとつの「世界」になっていきます。 そんなわたしたちの奮闘を、 どうか見届けてください。

 Manji Projectです。 いよいよ本格的にオペラ「卍」の稽古が始まりました！ 今日は、その第1回目（の2回目） 光子演じる新宮由理、園子演じる津山恵さん、 そして、孝太郎演じる横山慎吾さんが参加しました。 真面目は真面目に違いないんですけど、 和気あいあい、ある意味「ゆるーく」進む私たち。 左の横山＆中井ペアが妙に可愛く映っています。 ちなみに、今日は参加できなかった岡元敦司からは、 ひっきりなしにメッセージが飛んできました。 参加したくて仕方ないみたいです。 今日の様子はYouTubeでもご覧になれます。 今日の稽古は、まず、今までの経験を思い出すところから。 ここから3か月かけて、 新しい「Manji」に生まれ変わっていきます。 チケットのご案内は、こちらから。 どうぞお楽しみに！

Manji Projectです。 今月から12月8日の本番に向けて、オペラ「Manji」の稽古が始まっていきます。 …が、 もちろんオーケストラの全員を毎回呼ぶわけにもいかないので、 オペラの稽古はピアノの伴奏で進んでいくことになります。 今回、私たちの伴奏を務めてくれる稽古ピアニストは 芦沢真理 さん、 中井裕司 さん、 米丸咲季子 さんの3人。 米丸さんは、初演のときにも稽古ピアニストを務めてくれました。 今回も本番のピアノパートを担当します。すでにおなじみ。 芦沢さんと中井さんは、今回はじめての「Manji」なので、 稽古の始まる前に、指揮も務める作曲者・西澤健一と打ち合わせました。  芦沢さん 中井さん 二人とも、すでに楽譜がボロボロ…。 ページが剥がれ落ちていたり、テープで補修していたり。 短時間で、ものすごくさらいこんだことがわかります。 私たちの舞台は（私たちだけでなく、すべてオペラの舞台は） こうした、見えない努力によって支えられています。 光子役・新宮由理も打ち合わせに参加しました。 光子のパートは新宮が歌い、他のパートは指揮を振りながら西澤が歌い、 第一幕の頭から第三幕の終わりまで、通しました。 ある意味、私たちしか体験できない、贅沢な時間でもありました。 というわけで、 ついに、チラシも完成しました！ すでにチケットの販売も始まっています。 オペラ「卍」管弦楽版初演、どうぞよろしくお願いいたします。

  Manji Projectです。 本日、9月1日からオペラ「卍」のチケット予約を開始しました！ ◆卍プロジェクト予約フォーム https://www.manjiproject.com/%E4%BA%88%E7%B4%84%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0 ◆チケットぴあ販売ページ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2123174 出演者・スタッフ一同、今までも心血を注いできた舞台です。 再び始動できることに大きな喜びを感じています。 今日もさっそくたくさんのお問い合わせのお電話をいただきました！ …が、 「卍プロジェクト」はなにぶん小さな事務所ですので、 今後は稽古の準備やら何やらで不在のことがあると思います。 そんなときは、メールでお問い合わせいただければ幸いです。 これから３か月、走りぬいて行こうと決意を新たにしています。 どうぞ応援のほど、よろしくお願いします！

Manji Projectです。 先日 ホームページ 上でも発表しました通り、来る2021年12月8日、めぐろパーシモンホール大ホールにてオペラ「卍」（谷崎潤一郎：原作、西澤健一：台本・作曲）の再々演＝オーケストラ版初演を開催することになりました！ オペラ「卍」…どんなストーリーかと申しますと、 弁護士・孝太郎の妻・園子は美術学校で出会った美しい羅紗問屋の娘・光子と禁断の恋に落ちた。だが、光子は婚約者・綿貫との関係を断とうにも断てずにいた。綿貫の嫉妬と策謀に踊らされた二人は逃避のためにある企てをする。が、それがきっかけで孝太郎までもが光子に恋をしてしまう。独占欲と猜疑心に苦しむ夫婦は身も心も光子に支配されていき――四人の男女が織りなす愛憎と破滅を描いた谷崎世界、オペラ化。（全三幕） この4人の人間関係は、様々なバリエーションの「2人」で表現されていきます。 まずは、禁断の恋に落ちた園子と光子の「2人」。 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@manjiproject)がシェアした投稿 「2人」の男、孝太郎と綿貫は衝突します。 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@manjiproject)がシェアした投稿 なぜ衝突するのかというと、元はと言えば孝太郎と園子の「2人」は夫婦で、 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@manjiproject)がシェアした投稿 光子と綿貫の「2人」は許嫁の関係だったから。 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@manjiproject)がシェアした投稿 …それにしてもすごい顔をしていますね（笑） 孝太郎と光子の「2人」の人生も、絡み合い始めます。 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@manjiproject)がシェアした投稿 園子と綿貫の「2人」の関係もまた、始まっていきます。 この投稿をInstagramで見る 卍プロジェクト(@ma